人間の体の中で一番大きい筋肉を備えているのは足というのは周知の事実ではないでしょうか?
それではその次に大きい筋肉はどこかご存じでしょうか?
答えは背中です。
背中は上半身で一番筋肉が大きいのです。
普段の生活の中で背中を見ることってなかなかないですよね?
合わせ鏡をしないと自分の後ろ姿って見れませんし、そういった機会も中々ないため、大勢の人が背中への意識が希薄になっているんではないでしょうか?
ダイエットでも取り上げられるのは、お腹のぜい肉だったり、二の腕のぜい肉にフォーカスが当てられますが、背中の表面積は人間の体の中で一番広いので必然的に脂肪がつくスペースが多いということなります。
このことからももっと多くの人が背中への関心を持ったほうがいいと私は思います!
今回は背中を鍛える重要性と初心者がするべきトレーニング方法について説明していきたいと思います。
背中を鍛えて基礎代謝を上げよう!
過去の記事で基礎代謝を上げることこそが最大のダイエット効果に繋がるという説明をさせていただきました。
基礎代謝は個人差にもよりますが、筋肉量が多ければそれに比例して上がるため、体の大きな筋肉を中心にトレーニングすることで効率よく代謝を上げることができます。
そういった意味では背中は基礎代謝を上げるうえでも優先的に鍛えるべき部位となります。
また、背中は筋肉量が多いため初心者でも比較的重い重量を扱うことができるのでトレーニングすることで非常にエネルギーを消費しやすくなってます。
ここまでが背中のトレーニングの重要性についての解説となります。
初心者の背中のトレーニングは懸垂orラットプル
背中のトレーニングは様々あります。
初心者がまず始めるべき背中のトレーニングは懸垂orラットプルダウンになります。
まず、懸垂については多くの人がご存じのとおりかと思います。
地面に水平の棒を両手で掴んで体を引き寄せるといった動作です。
これは掴める棒があればどこでもできるといった手軽さがありますが、実は奥の深いトレーニングです。
しっかり背中の筋肉を意識することや両手の掴む幅を変えることで鍛える部位が変わってきます。
続いてラットプルダウンですが、こちらはジムでもあるところないところがあると思います。
比較的大きいジムにいけばまず置いてあります。
こちらも懸垂と理屈は同じですが、自分で重量を選択できるため自重で懸垂ができない人はますこちらで軽い重量から始めることが良いかと思います。
背中を鍛える日を作ろう!
筋トレを始めると初心者の方にありがちなのが、ベンチプレスをひたすらしたり、上腕二頭筋ばかり鍛えるといった偏ったトレーニングです。
これらに共通するのが、鏡をみて自分の体が正面から移るためモチベーションも上がりやすいということが挙げられます。
ただ、こういった偏ったトレーニングを続けていくうちに思わぬ怪我や体のバランスに影響してきますし、背中を鍛えるメリットは上記でも説明したようにたくさんあります。
是非、背中を鍛える日を一日設けることをお勧めします。
まとめ
背中は足の次に大きい筋肉のため、鍛えることで基礎代謝の増加やトレーニングしたいの消費カロリーも期待できます。
また奥が深い部位でもあるので、初心者の方はまず懸垂かラットプルダウンから初めて背中のトレーニングに挑戦していただきたいです。